どうもみなさんこんにちは。
最近の日課は娘と遊びながらプランクをすることです。

大体娘が馬乗りになって耐えきれずに潰れています。
46狗です。
はじめに。
このブログでは度々我が家の家事事情について少しお話ししてきました。
我が家では基本的に家事は一部を除いて分担を決めておらず、お互いに気が付いた時に気が付いた人がやる方式を取っています。
育児に料理、掃除、洗濯も、その時手が空いてる人がやるのが決まり。
自分が仕事をしている時は妻が家事をしており、逆に自分が休みの時は家事をする。
お互いに足りない部分をカバーしあっているので、それで喧嘩になったことはありません。
(喧嘩ではありませんが、自分が怒られることはあります。いつものことです。)
ですが実はそうなったのはつい最近の話なのです。

今回はその事についてお話をしていきたいと思います。

結婚直後のお話。
結婚当初自分はパティシエをしていたのですが、朝は5時前に仕事に出かけて夜は良くて10時頃、悪ければ日を跨ぐこともある日々を過ごしていました。
その為休みの日以外は基本的に家事手伝いは一切出来ず、休みの日も大した家事はせずに、ほぼ奥さんに任せきりのおクズさんな状況でした。
そんな中で奥さんの妊娠が発覚。
妊娠が分かったとはいっても、おクズさんの家事に対する姿勢がそう簡単に変わることはなく、正直ほぼ他人事のような状態で日々を過ごしていました。
妻の出産を経て。
そして妻が出産後、事態はさらに悪化していく事になります。
仕事がさらに忙しさを増していったことで休みの日にやっていたわずかな家事をすることもなくなり、娘の世話も日中は見ることはあっても夜中の世話はほぼ任せきりの状態。
そして休みの日の家事をたまにやろうとすれば家事も育児も慣れない事を急にやるのでやり方が違うと怒られる。
それでもやらないと悪いと思って機嫌が悪いままやろうとする。
結果として家の中の空気も悪くなる。

このままではいけないと思いつつ、仕事で常に疲れ果てていた自分は何か対策を考えたり、それに伴った行動が出来ないままでした。

今思えばただの言い訳に過ぎませんが…
そんな中で奥さんは根気よく自分に家事のやり方を指導してくれました。
料理の効率の良いやり方から、洗い物や洗濯、掃除、育児など…
挙げていけばキリがありません。
問題点。
そうして教わっていく中で、自分の勘違い・思い込みが起こっているポイントを見つけました。
それは自分自身が、
家事育児はとにかく片付ければいいもの。
というふうに思い込んでいた事です。
これはよく聞く話で、男性が家事育児に対して勘違いしがちなケースの典型例だと思います。
例えば洗い物であれば食器を「なんとなく」棚にしまう。
掃除であれば「なんとなく」掃除機をかける。
洗濯であれば「なんとなく」洗濯機にかけて外に干す。
そうすることで確かに表面的に形にはなります。
ですが奥さんや彼女さんなどのパートナーはもっと細かいところまで気にして作業しています。
例えば我が家の夕食後の洗い物のお皿を片付け終わった後にやることとしては…
- シンクの掃除
- 排水口の汚れ取り
- 生ゴミコーナーのゴミ捨て
- 手拭き・皿拭きタオルの漂白
- まな板・汚れたキッチン用品の漂白
これだけやることがあります。以前は自分も皿を洗って片付け終わったら終了。
皿の片付けも満足にできていないこともありました。

そして残りの作業は全て奥さん任せ。これでは確かに不平等ですよね。
他にも洗濯であれば使う洗剤の量や、洗濯槽の汚れが少なく済む入れ方。
干し方にしても日の当たり方や風通しで乾き方は全然変わってくるので、それらを考えながら自分の分 + 家族の分 + 日によってはシーツや布団、ソファーカバーなどの家中の洗濯物を日によって洗濯しなければなりません。
しかも干しただけで終わるわけではなく、乾いてから取り込み、畳んで、それぞれの場所に戻す。

自分一人の分だけでいいなら本当に楽です。
掃除も部屋中を掃除機をかけて終わり!なら誰でもできます。
掃除機で取りきれない床の汚れやキッチン周りのコンロや換気扇。
トイレ掃除にベランダ掃除に玄関掃除。
窓のサッシや窓拭きなどもあります。
こまめに掃除できるなら汚れも落としやすいですが、基本的に他の家事の合間を縫ってやる事なので、そんなに簡単に済むわけでもなく。
他にもまだまだありますが、これらを全部やろうとしたら時間がいくらあっても足りません。
要するに自分は「見える家事育児」を表面的にこなして満足し、
「見えない家事育児」に全く目が行っていなかったのです。
ようやく気がついた。
それらを指摘されて修正していく中で、どれだけ自分が傲慢に家事育児に向かい合っていたかということに気がつき、
自分が少しでも家事が出来るイクメン(ドヤァ と思い込んでいたことがとても恥ずかしく思うようになりました。
それから自分流になっていた家事育児のやり方や、それらに対する考え方をを改める事ができ、結果として少しづつ家族に貢献する事ができるようになって来ました。
そして仕事を転職し、今の販売職に就いたことで家族との時間はさらに増えました。
そうなったことで奥さんともさらに円滑にコミュニケーションが取れるようになり、家事スキルも日々成長中となっています。

終わりに。
さて、ここまで書きましたが…
これだけ見るとただのおクズさんの改心物語にも見えますが、
実際は書いているよりもっと酷い状態だったと思います。
奥さんの当時の心境を考えると、一度過去に戻って自分をぶっ飛ばした上でボコボコにした後に自分で自分を徹底指導したくなる程度には酷かったと思っています。
そんな自分に対してずっと見捨てずに接してくれて、丁寧に家事育児を教え続けてくれた奥さんには頭が上がりません。

本当に感謝しかありません。
自分の場合は奥さんが自分を変えてくれましたが、本当はこれはダメなことなんです。
奥さんもそんな余裕ないんです。
子供の事や家事や仕事で大変なんです。
だからこそパパが気づいて変わらないといけないんです。

家事を普段奥様に任せきりにしてしまっているパパ、
この自粛期間を機に家族と、家事との向き合い方を一度見直してみましょう。
思わぬ発見があるかもしれませんよ。
ではまた。
コメント